母乳で育てたい方へのサポートが専門の相談室

助産院の四季のうつろい

生きとし生ける生命を目の当たりにし
小さな生命との出会いを心にとどめたくて
その瞬間を ついシャッターを切ってしまう私
みんな助産院のお友達

自然環境に恵まれ穏やかな時が流れる中、
煩雑な日常性から離れ癒しの空間が
あなたを優しく包み込めるよう心がけております。

助産院のご案内の動画をご覧ください。

※クリックすると拡大します。

  • 入口

  • 玄関

  • 待合室

  • 診察室

  • 洋間

  • 和室

  • 食事

助産院名 鈴木助産院
所在地 〒373-0018 太田市丸山町250-7
TEL:0276-37-5198
診療時間 月曜日~金曜日
母乳外来
一般外来事業 9:30 ~ 13:00 午後予約
デイケア(自費) 9:30 ~ 16:00

※新型コロナの感染拡大状況により変則的対応をさせていただくことがあります。

費用
母乳外来

初診(基本)5,000円以上
再診(基本)4,000円以上
直接授乳困難の場合で授乳介助を要する場合はマンツーマン体制になりますので割増料金となります。時間外(予約)の場合は別途割増料金となります。

※乳房トラブル等の緊急の場合は曜日・時間はご相談に応じます。

太田市・桐生市、足利市の中間に位置します。

お車でお越しの方
  • ●カーナビには「太田市丸山町251」と入力してください。
  • ●県道316号線、太田市から桐生方面に向かって信号「丸山宿」を左折し約150m。
  • ●国道50号線、太田市から桐生方面に向かって「原宿南」の信号を左折⇒吉沢の信号を左折⇒丸山宿の信号を右折し約150m。
  • ●北関東自動車道を利用する場合、「太田・桐生IC」で下車約6分。「高崎IC」から約25分。
助産院便り
鈴木助産院長鈴木せい子

開業して40年

この世に生を受けた“いのち”がみんな幸せになってほしい。「生まれてきてよかった」「生きていてよかった」と思えるようにとの願いを抱きつつ、いつの間にか開業して約40年の歳月が流れようとしています。
当助産院で生まれた赤ちゃんや母乳外来でお世話させていただいた赤ちゃんが、お母さんやお父さんになってサポートを受けに来院されることがよくあります。あの時の赤ちゃんがこうしてママやパパになって・・・心ときめく瞬間は、私の”いのちの灯”をより一層輝かせてくれます。こうした親子2世代にわたってのご縁は助産師としての喜びでもあり、生きがいと同時に誇りでもあります。
これもひとえに皆様が助産院を子育て支援のよりどころとして温かく見守ってくださったおかげだと思っています。感謝です。助産院では出産と母乳育児相談を中心に仕事をしてきましたが、延べ約15万人のお母さんたち、赤ちゃんを含めると延べ約30万人の方々のサポートをさせていただきました。特に出産は自然に備わったお母さんの産みだそうとする力と赤ちゃんの生まれようとする力すべてを出し切る命がけの協同の営み。新しいいのちは産声とともに周り中に”喜び“と”幸せ“をもたらします。母乳外来では直接授乳困難等乳房トラブルにエネルギーを注ぎました。”おっぱい合宿=入院”していただき昼夜問わず定時間ごとにサポート。若いからできたことです。おかげでどんな乳房トラブルにも対応できるスキルを身につけることができました。扁平乳頭はもちろんのこと、無乳頭でも直接授乳できるようになったのです。不思議なことに難産でようやく生れたときや直接授乳ができたときは、裏庭に遊びに来ているキジが「ケ~ンケ~ン」と鳴くのです。キジは日本の国鳥、慶鳥でもあります。一緒に喜びを共有体験してくれているのかな~なんて思うと一気に疲れが吹き飛び、心がほっこりします。時にはキジが駐車場の庭に卵を産んだり、ゲンジ蛍が飛び込んできたり、自然と共生していることを実感しながらお母さんやお子さんのお世話にいそしんでいます。
私は助産院外のフィールドワークにも目を向けてきました。長年にわたる、県助産師会のリーダーとしての役割が幅広い活動へと導き、助産院内では経験できないような貴重な体験をたくさんさせていただきました。一番心に残っていることは「いのちの大切さ出前講座」を立ち上げたことです。25年間、年間約2万人の県民に“いのちの現場からのメッセージ”を届けてまいりました。活動は県内にとどまることなく全国各地に発信され先駆的役割を果たしてきました。まかれた種は着実に根づき実っています。
このたび、ようやく県助産師会のかじ取り役を卒業しました。これからは原点に返って助産院にお越しくださる方々と一緒に歩んでまいりたいと思っていますのでよろしくお願いします。

私が心がけていること ~ニーズに応じた最善のサポートを~

私たちは、自然の恵みと慈しみの中ではぐくまれ、生きる意味をもって送り出されてきました。いのちを尊重し、自然性を尊重し、叡智を尊重することをモットーとし、あなたの困ったに誠実に向き合わせていただきます。
長年一貫して伝えてきたことは、一人一人の「生きようとする力」の素晴らしさです。生まれてくることができたという事は当たり前でなく、すごいこと。こうして生きているということは素晴らしいことだという事です。そして胎内に息づき始めてから誕生し、やがて年輪を重ね、いのちが終焉を迎えるまで、ずっとあなたの生きようとする力は自分だけでなく周りのみんなにも喜びと幸せをもたらすかけがえの無い存在なのです。私は長年にわたりいのちの誕生のお手伝いをし、赤ちゃんやお母さんたちの生命力のすごさを目の当たりにしてきました。人間はみな生まれながらにしてみずみずしい個性、感性、生命力、能力、美しさを持っています。みなかけがえの無い素晴らしさをもって生まれてきます。周りのひとからたくさんの愛、共感、肯定、信頼が与えられればその人が本来持つ素晴らしさは一層輝きを増します。助産院ではその内なる力、エンパワーメントを引き出すお手伝いをさせていただければと思っています。
ところで、一生涯のライフステージにおいて、お産や子育て中のお母さんにとっては人生初めてのクライシス(危機)に直面する時期ではないでしょうか。慣れない育児に加え心と体の変化等、大きな環境の変化に適応できず、一人で大変さを抱え込みがちです。お母さん笑顔を忘れていませんか?赤ちゃんはお母さんの笑顔が一番大好きなのです。
当助産院では今主に二つの子育て支援事業を行っています。一つは母乳外来です。母乳育児を望むお母さんへのお手伝いです。当院は母乳で育てたい方への専門的サポートが得意分野です。長年のキャリアを生かしどんな相談やトラブルにも対応できるよう研鑽を積んでいます。二つ目は「産後ケア事業」です。主に自治体(市町村)からの公的制度を受託しております。より身近な場で向かい合い、あなたの困ったに寄り添いながらあなたの笑顔を取り戻せるようニーズに応じた最善のサポートをさせていただきます。

鈴木助産院長鈴木せい子

昭和58年5月 鈴木助産院開設 現在に至る
38年間 入院助産・母乳育児相談にかかわる 約15万人(母子延べ30万人)
公益社団法人 群馬県助産師会会長26年間歴任し現在顧問 群馬大学医学部保健学科非常勤講師 群馬大学臨床教授歴任

受賞歴 令和3年 叙勲 旭日双光章
母子保健奨励賞
県総合表彰
ソロプチミスト東リジョン女性に変化を与える賞(MDW)
厚生労働大臣表彰(母子保健功労)
厚生労働大臣表彰(産科医療功労)
講演活動・メディア出演等 講演活動等 「いのちの大切さ」講演活動を今までに約500カ所全国各地にて実施
NHKラジオ深夜便・NHK学校放送教材「道徳ドキュメント」、NHKおはよう日本、教育番組「テレビ寺子屋」等に出演
上毛新聞「心の譜」連載(30回)
新潟日報「いのちを話そうキャンペーン」エッセイ「あなたの生きようとする力」掲載
著作活動等 「助産師が伝えるいのちの教育」編著 メディカ出版
「いのちの教育の理論と実践」金子書房(分筆)
「子どもにかかわる仕事」岩波ジュニア新書(分筆)岩波書店
 絵本「生まれてきてくれてありがとう」ぱすてる書房
「生きてるだけで百点満点」サンマーク出版
中学校教科書執筆 中学1年道徳「あなたの生きようとする力」学校図書・あかつき教育図書
保健体育新編「新しい保健体育」東京書籍
いのちの教育の教材開発・制作等 出産模擬体験「生まれ~る」・「ぬくもり胎児ちゃん」
視聴覚媒体

当院の感染拡大防止対策

来院時の検温、マスクの装着、手指消毒を徹底して母子の安全のために十分な感染対策を行いながらケアを行います。体調が悪い場合は事前にご連絡をいただき来院を控えるようにお願いします。

新型コロナ等の感染症に罹患の場合必ず来院前に事前連絡をしてご相談してください。ご家族の健康状態についても確認を行させていただいております。

  • 来院時の検温・体調の確認・ご家族の健康状況についての確認を行います
  • 来院時は手洗いとアルコール消毒をお願いします
  • 常時マスクの着用をお願いします。
  • 空気洗浄機の設置・換気機能があるエアコンの設置
  • 乳房ケア時はディスポの手袋を装着、診察台は不織布を一人ずつ交換
  • リネンの清潔をこころがけ、院内の消毒を行う 特にドアノブ・常時手に触れる場所
  • 産後ケア利用者は個室に入所。食事も個別に行っています

トップへ戻る